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ゆっくりのんびり 美味しいグルメと旅の記録

中軽井沢のんびり旅


過去の旅について書く第4弾。

今回は今年の1月に訪れた軽井沢について書いていきます。

 

中軽井沢のんびり旅

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仕事や毎日の生活で疲れたと感じたとき、旅に行きたいなぁと

ふと思うことはありませんか?私はよく思っていました。

でも仕事柄連休はあまりとれなかったので、遠いところにはなかなか行けませんでした。

そんな時に訪れたのが軽井沢。

都心から3時間ほどで行ける人気のリゾート地です。

ふらっと行った軽井沢での一人旅について書いていきます。

 

 

中軽井沢

関東でも厳しい寒さが続いていた1月。さらに寒い軽井沢へやってきました。

3日前に行くと決めて、宿もとった弾丸旅です。

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中軽井沢駅

中軽井沢に着いたのは、午前9時頃。

私は、運転免許を持っていないので移動手段は電車かバスになるのですが…

予定していたバスは1時間半後。

それまでの間、周辺で時間をつぶすことにしました。

駅から5分ほど歩いてやってきたのはこちらのパン屋さん。

〈haruta軽井沢〉

外観もスタイリッシュで可愛いパン屋さん。
harutaはもともと北欧の雑貨屋や家具、インテリアなどを扱う、長野県上田を拠点として展開しているお店です。そのうちの一つがこちらのお店。

店内でも少し雑貨を販売していました。

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haruta軽井沢

 国産の小麦や軽井沢の美味しいお水にこだわって作られたパンは、どれも人気で

開店直後に売り切れることもあるそうです。

この日も午前中に行ったのにもかかわらず、売り切れているパンがいくつかありました。

 

 美味しそうなパンがずらりと並んでいて、迷ってしまいましたが、

今回選んだのはこちらの2種類。

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左から オテ(チョコチップパン)、アサマ(チーズパン)

 名前も珍しく可愛らしいですよね!店内で食べたので、パンを温めなおしてくれました。

 オテは小さめのパンなのですが、少しビターなチョコチップがびっしりと練りこまれています。

柔らかく優しい味わいで、チョコチップの食感も楽しいパンです。

アサマにはチーズがたっぷり。もっちりとした生地に

パンが大好きで、気になるパン屋さんがあると寄ってしまうのですが、

ここのパンはもっと買えばよかった…と思うくらい美味しかった!

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店内の様子

食べている間もお客さんが続々と入ってきていました。

観光客だけでなく地元の方にも愛されているようです。

 

こんな素敵なパン屋さんが近くにあるなんてうらやましいですよね。

将来は美味しいパン屋さんが近くにあるところに住みたいなあーなんて思ったり…。

ここのパンは売り切れ必至なので、気になる方はぜひ早めに行ってみてください。

 

ハルタ 軽井沢 - 中軽井沢/パン [食べログ]

 

その後駅に戻り図書館をみてみたり、時間をつぶしてようやくバスに乗車し、ムーゼの森というミュージアム施設に行く予定でした。

が!まさかのここでバスを乗り間違えるという大失態…。

 

ムーゼの森に行くバスは2時間に1本ほどで、逃すとまた待たなくてはいけないので、泣く泣くムーゼの森をあきらめてその後行く予定だった場所へ向かいました。

 

軽井沢星野エリア

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 中軽井沢駅からバスで5分ほどでやってきたのは

あの星野リゾートが運営する、人気のスポット「軽井沢星野エリア」。

軽井沢駅中軽井沢駅どちらからもバスで行くことができます。

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遊歩道

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軽井沢の自然に囲まれ、野鳥のさえずりや小川のせせらぎをききながら、

贅沢な時間を過ごすことができます。

 

まず最初に15分ほど歩いて、行ってみたかった石の教会へと向かいました。

 〈石の教会〉

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石の教会は、内村鑑三の「無教会思想」をもとに、オーガニック建築家のケンドリック・ケロッグ氏が建築した希少な教会です。

ケンドリック・ケロッグ氏が自然と対話しながら創り上げたといわれる教会は、

本当に軽井沢の自然と一体化しているかのような雰囲気。

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石の教会

挙式のない月~木曜日なら一般の人も入って見学することができます。

教会の中は残念ながら写真撮影ができないのですがこんな感じです。

 

天井からは光が差し込み、静かに水音が響き、とても神秘的で素敵な空間でした。

軽井沢 石の教会 内村鑑三記念堂

 

教会を訪れた後はお昼を食べるため、

レストランやカフェ、雑貨屋さんなどお店が多く並ぶハルニレテラスへと向かいました。

 

〈イル・ソーニョ〉

 こちらは地元でとれた野菜や食材を使用し、本格的かつ軽井沢ならではのオリジナルメニューも楽しめるイタリアンレストランです。

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イル・ソーニョ

 魅力的なメニューが沢山あったのですが、私が頼んだのはこちらのカルボナーラ

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ゲゲルンツェベーコンのカルボナーラ

 ゲゲルンツェとは、ドイツのバイエルン州で修業を積んだマイスターが作るハムややソーセージのお店のことのようです(お店のメニューより)。

これがものすごく美味しくて…

信州地粉を使ったもちもちの生パスタと、あめ色になるまで炒めた玉ねぎの甘さ、

ベーコンの旨味と塩気が濃厚なソースによく合い絶品でした。粗びきのブラックペッパーも玉ねぎの甘さを際立たせ、いいアクセントに。

今まで食べた中で一番美味しいカルボナーラに出会ってしまいました。

 

他にも野沢菜を使ったパスタや、石窯で焼いたピザなど美味しそうなメニューが沢山あったので、機会があればまた行きたいと思ってます。

 

ilsogno(イルソーニョ) | 軽井沢星野エリアのイタリアンレストラン

 

〈トンボの湯〉

お腹が満たされた後は、同じく星野エリアにある温泉「トンボの湯」へ。

私は温泉に入るのも好きなので、温泉があるところに行けば必ず入っちゃいます。

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トンボの湯

ここの温泉は源泉かけ流し。

柔らかいお湯で、”美肌の湯”ともいわれているそうです。 

  

内湯ももちろん、露天風呂も広々していて、ゆったりと疲れを癒すことができました。

トンボの湯|日帰り施設|星野リゾート【公式】

 

身体もぽかぽかになり軽くなったところで、もう一度お店のあるハルニレテラスへ。

 

〈丸山珈琲〉

甘いものが食べたいと思い、立ち寄ったのが「丸山珈琲」。

 こちらのお店は、素材にももちろん、抽出する器具やバリスタにもこだわった高品質の珈琲が楽しめるお店です。

 

カフェの他、お店も併設され、こだわりの珈琲豆や、チョコ、オリジナルグッズなども購入することができます。

また、このカフェはブックカフェになっており、棚には厳選された本の数々が。この本も購入することができるようです。

ここで珈琲を、と言いたいところなのですが、私は珈琲があまり得意ではないので…

チョコレート専門店Minimalとコラボしているホットチョコレートとマンダリーヌというケーキをいただくことに。

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左から マンダリーヌ、ホットチョコレート

ホットチョコレートはさわやかなものと、コクがある濃いめのものと2種類あり、

産地もそれぞれ違ったのですが、今回はさわやかな味の方を選びました。

想像するあまーいホットチョコレートとは違い、カカオ本来の美味しさを味わうことができ、後味はすっきり して美味しかったです。程よい苦さと甘さがちょうどよくおしゃれな味わいでした。

マンダリーヌはオレンジの爽やかな香りと甘酸さがたまらなく、美味しかったです。

もともとチョコとオレンジやベリーという組み合わせが大好きなので、

この2つもチョコの苦みとオレンジの酸味がよく合い、最高の組み合わせでした!

 

テラス席もあるので、夏は外の景色をみながら、ゆっくりお茶を楽しむのもいいかもしれませんね。

ハルニレテラス店 | 丸山珈琲 MARUYAMA COFFEE

 

 本を読みつつ、ゆったり過ごしていたら、つい長居してしまいました…。

外に出るとあたりは少し暗く、お店の灯りが灯ってあたたかく素敵な雰囲気に。

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この日は素泊まりだったので、ホテルに向かう前に夕飯もハルニレテラス内で調達することにしました。

 

優柔不断なので何を買おうか迷いに迷ったのですが、2つのお店で購入することに。

 

〈沢村〉

沢村は旧軽井沢を拠点とする人気のベーカリーショップです。

それぞれのパンに合わせ、厳選した小麦粉や自家製酵母を使っています。

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沢村

私はハード系のパンも大好きなのですが、沢村には大きいカンパーニュやバケッドが多く並んでいました。

中でもバケットは5種類の小麦粉をブレンドし、長時間発酵させるというこだわりがあるようです。

こちらはレストランも併設され、モーニングからランチ、ディナーまで自家製パンとタパスを楽しむことができます。

 

ベーカリー&レストラン 沢村 軽井沢ハルニレテラス | ベーカリー&レストラン『沢村』公式サイト

 

〈CERCLE〉

 写真は撮っていないのですが…

 こちらはフレンチレストランとデリ・ワインショップです。

 レストランでは、アラカルトからコースメニューまで本格的なフレンチを楽しむことができます。

 

デリも種類が豊富で、色鮮やかなオードブルからメインディッシュ、デザートまで

幅広く、見た目も綺麗な料理がずらりと並んでいました。どれも美味しそうで、決めるのに20分近くかかりました…。

ワインも250種ほど用意されているそうです。

 

イートインもできるので、ケースの中からおつまみを選び、ワインを楽しむのもいいかもしれませんね。

 

レストラン&デリ・ワイン CERCLE | 軽井沢星野エリア

 

この2つのお店から購入したこの日の夕食がこちら。

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右上から時計回りに クラムチャウダー、丸ごと玉ねぎのオーブン焼き、焼きカレーパン、パン コンプレ

 食べたいものを選んでいたら、同じ色合いになってしまったのですが…

どれも一人で悶えてしまうほど笑 美味しかったんです!

 

「沢村」で買ったパン・コンプレは、厳選した全粒粉をふんだんに使ったパン。香ばしく深い味わいで、生地もしっとりもちもち。カレーパンは、じっくり煮込み、ほんのりスパイシーな自家製のカレーがぎっしりと入っていました!

「CERCLE」で購入したクラムチャウダーは、具がこれでもかというほどゴロゴロ入っていて、一日野菜が不足していた私には嬉しい一品。そして丸ごと玉ねぎのオーブン焼きは、甘い玉ねぎの中にたっぷりのボロネーゼソースが入っていて、その上にまたたっぷりのチーズが!これが本当に美味しかったです!!

家で真似したいと思ったけれど、この味はきっと出せないだろうなあ。

大満足の夕飯でした。

 

今回泊まったホテルのラウンジには、薪ストーブが。

パチパチと音を立てて燃える薪を見ていると心が落ち着きます。

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薪ストーブ

 薪ストーブの前でカフェオレを飲みつつ、本を読み、まったりと過ごした夜は至福の時間でした。。。

 

すっかりリフレッシュして、次の日は仕事のため、朝早く軽井沢を出発。

1日しか観光はできませんでしたが、軽井沢の自然の中でのんびり贅沢な時間をすごすことができました。

 

 (おまけ)

次の日は曇り気味だったのですが、

駅からくっきりと浅間山をのぞむことができました

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浅間山

 

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 事前に調べていたにも関わらず、バスを間違えて予定を変更するという

トラブルはありましたが…

おかげで時間に余裕ができ、まったりと過ごすことができました。

いつも旅でも予定を詰めてしまうことが多いので、たまにはこういう旅もいいかもしれませんね。

でも、いつかリベンジでムーゼの森には行こうと思っています…!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は竹富島石垣島旅についての記事を更新予定です♪